権現の滝(ごんげんのたき)の龍伝説
生駒山系を代表する滝の1つです。高さ15メートルの滝で、八大龍王の姿を現すと伝えられています。
権現の滝の伝説
奈良時代、日照りが続き村人たちが困り果てていたところ、有名なお坊さまの行基が通りがかり「雨降らせたまえ」と祈願しました。すると龍が現れ、大粒の雨が降り注ぎました。このときできた滝が権現の滝といわれています。
雨があがると、里人は頭と胴と尾の三つにちぎれた龍を見つけました。人々は頭の落ちたところを龍光寺、胴体の落ちたところを龍間寺、尾のところに龍尾寺を建て、龍を弔いました。
まんが四條畷昔ばなし「権現滝」
四條畷市制施行20周年(2002年)の時に「まんが日本昔ばなし」のスタッフにより制作された「まんが四條畷昔ばなし」です。